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ブックマーク / iwmtyss.blog.jp (2)

  • 第7波のデータが公表されない問題点 : 岩本康志のブログ

    12月5 第7波のデータが公表されない問題点 カテゴリ:COVID-19 弱毒化したCOVID-19が新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)の対象となるのかについて議論が起きている。こうした状況での運用が恣意的とならないように、特措法の対象となる条件はある程度明示的にあらかじめ法律に記されている。そして、「新型コロナウイルス感染症対策の基的対処方針」(以下、基的対処方針)では、条件が満たされることがデータに基づいて記載されてきた。 11月24日に持ち回りで開催された新型インフルエンザ等対策推進会議基的対処方針分科会(以下、分科会)の議題である基的対処方針の変更に対し、大竹文雄委員と小林慶一郎委員の意見書では、基的対処方針の記述が第6波のデータのままで第7波に更新しておらず、それを更新すれば特措法の適用対象でなくなるのではないか、という意見が出された。 「現在、新型コロ

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  • 感染症対策の評価に用いる統計的生命価値 : 岩本康志のブログ

    5月18 感染症対策の評価に用いる統計的生命価値 カテゴリ:COVID-19 感染症対策のための経済活動の制限を緩和すると、再び感染が拡大して人的被害が増える可能性がある。生命と経済にはトレードオフがあるが、両者は直接には比較できない。しかし、経済学で望ましい感染症対策を設計しようとする研究では、「統計的生命価値」(value of a statistical life)を使って、両者を比較可能(集計可能)な形にしている(Acemoglu et al. 2020、Alvarez, Argente and Lippi 2020等)。 統計的生命価値は、公共事業、環境、品、消費者をはじめ様々な政策分野での安全を高める(死亡リスクを低める)政策の評価に使われている(逆に、関係が深いと思われる医療分野での適用に対する抵抗が強いが、この話は長くなるので割愛する)。新型コロナウイルス感染症対策として

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