サッカー サッカー日本代表 三笘薫“奇跡の1ミリ”、あの“証拠写真”を撮影した外国人カメラマンに直撃取材「なぜ撮れた?」「地上50mからニッポンのゴールを待っていた」
![三笘薫“奇跡の1ミリ”、あの“証拠写真”を撮影した外国人カメラマンに直撃取材「なぜ撮れた?」「地上50mからニッポンのゴールを待っていた」(齋藤裕(NumberWeb編集部))](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2a68968cafe898a096cedeef065737e8e901c44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F5%2F-%2Fimg_d5bfb7f773f34609d68a925506e39fb8435499.jpg)
今シーズンのリーグ戦が開幕し、少し経った頃のこと。湘南ベルマーレに鹿島アントラーズのある選手から注文の連絡が入った。 「(2018年の)イヤーDVDを買いたいのですが、まだ在庫ありますか?」 メッセージの主は永木亮太だ。'10年から'15年まで湘南に在籍し、かつては自らもシリーズ作品に出演していた1人。'18年シーズンを振り返るドキュメンタリー『NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章』の噂を聞きつけ、旧知のスタッフへ連絡してきたという。 「すごいらしいですね」 どうやら、いまJリーガーの間でも話題になっているようだ。 声を荒げる選手、ギリギリの映像。 DVDには試合のハイライト、選手のインタビューだけでなく、ありのままのロッカールームの映像が収録されている。いまの時代、舞台裏にカメラが入ること自体は特別に珍しくないかもしれない。ただ、その中身はハードワークが代名詞となっている湘南の
「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」での閉会式にて。参加した少年野球選手たちの中から、きっと“未来のイチロー”も生まれるはず。 イチロー自らが大会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球」は、2016年末に21回目の大会を迎えた。 未来の野球界を背負う学童たちに、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、また、野球というスポーツが持つ様々な要素を体験してもらい、そこから多くを学んで欲しい――。 大会長にはそんな強い思いがある。 だからこそ、閉会式には自らが毎年足を運び、学童の目線に立ちメッセージを贈る。メジャーの世界でも最高峰の立場に上り詰めた実体験から発せられる言葉の重みと説得力は、まごうことなき金言である。 イチローは人の2倍も3倍も努力したわけではない!? 2016年12月23日。 愛知県西春日井郡豊山町で行われた閉会式には、同大会からプロ野球選手となったDeNAの関根大気外野手(21歳)も駆
愛すべきチャンピオンによき花道を─―。 山中慎介に「やり切った」という充実感を胸にリングから降りてほしい。そんな心あるボクシングファンの願いは、メキシコ人の愚行によって台無しにされた。 1日、両国国技館に8500人の観衆を集めて行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチは、元王者で同級1位の山中慎介(帝拳)が計量失格で前日に王座をはく奪されたルイス・ネリ(メキシコ)に2回1分3秒TKO負け。昨年8月、日本記録に並ぶV13を阻止されたネリに雪辱を果たすことはできなかった。 昨年8月、ネリに敗れた山中は熟慮の末、現役続行、ネリへの雪辱戦の舞台に立つと決意した。はっきりと口にはしなかったが、「勝っても負けてもこの試合が最後」という思いはひしひしと伝わってきた。 秤の上で王座は宙に浮いた。 山中が「最高の準備ができた」と振り返るこの2カ月間は、決して順風満帆の日々だったわけではない。もはや王者では
今大会でも大本命の個人総合に加えて、団体、種目別でも金メダルの可能性がある内村航平。まさに絶対王者の風格だ。 プレスカンファレンスの会場は、王者を称えるムードに満ちあふれていた。 '15年10月31日、英国グラスゴー。体操世界選手権で前人未踏の個人総合6連覇を達成した内村航平(コナミスポーツ)が壇上に上がると、地元の英国メディアをはじめとする世界各国の記者から、次から次へと質問が出て来た。どの質問も、偉業を達成したアスリートへのリスペクトを感じさせる丁寧なものだった。 「世界選手権で獲得した18個のメダルの内、9個が金メダルですが、この素晴らしい成績をどう思いますか?」(※会見2日後に種目別鉄棒で金メダルを獲得。メダル総計19個、金メダル10個となった) 「メダルの数や色は気にしていません。それより、演技の内容を重視して、見ている人にいかに影響を与えるかを考えています」 内村は、敬意への返
競泳日本選手権の表彰台にて。異常なプレッシャーをものともせず常に世界レベルの戦いを続けている瀬戸(左)。横には、いつも萩野がいる。 そう嘯く表情には、初の五輪に向けて、強がりや緊張は微塵も見られない。 競泳日本代表・瀬戸大也、22歳。 リオデジャネイロ五輪へ向けた最後の海外合宿に出発する直前の5月末。Number907号「リオ五輪プレビュー」のインタビューを受けるべく、ナショナルトレーニングセンターにほど近い赤羽の会議室に現れた瀬戸は、こちらが驚くほどに自然体だった。 2013年のバルセロナ、2015年のカザンと世界水泳では日本史上初となる400m個人メドレーを連覇。本来ならこの種目で五輪金メダル候補の1番手に挙げられてもいいはずだ。だが、瀬戸は日本ではいつも「2番手」に位置づけられていた。それは、常に同い年のライバル・萩野公介の存在があったからだ。 「今は間違いなく公介が世界で一番強い。
リオデジャネイロ五輪開幕が間近に迫った。 開会式の翌日から、日本選手の活躍が期待される種目が続々と行われる。 中でも8月6日(現地時間)、競泳の初日に予選と決勝が実施される男子400m個人メドレーは、大きな注目を集めている。メダルを狙える2人の選手が出場するからだ。 1人は萩野公介、もう1人は瀬戸大也である。 萩野は2012年のロンドン五輪に高校3年生で出場し、銅メダルを獲得。翌年の日本選手権では400m個人メドレーで4分7秒61の日本新記録を出して優勝したほか、史上初の5冠を達成。同年の世界選手権では200m個人メドレーと400m自由形で銀メダル。マルチスイマーとして、多種目で活躍してきた。 瀬戸の最大の実績は、世界選手権である。2013、2015年と、400m個人メドレーで連覇を果たしている(2015年の大会は萩野は欠場)。同大会での連覇は日本初のことだった。 一見すれば萩野が本命に見
真の意味で復権なるか。 ロンドン五輪で、日本柔道界は男女を合わせて金メダル1つに終わった。常に金メダルを期待され、また金メダルを目標としてきた日本柔道界にとって、屈辱の大会だった。 その後、新体制のもとで世界選手権など国際大会で着実に結果を積み重ねてきた。ただ、オリンピックの借りを返せるのは、オリンピック以外にない。 リオで巻き返すためにも、初日に行われる男子60kg級、女子48kg級の結果が日本チームの雰囲気を大きく左右する。 男子の60kg級には高藤直寿、女子48kg級には近藤亜美が出場する。ともに初めてのオリンピックだ。 高藤は、早くから将来を嘱望される存在だった。中学生のときに全国大会を制し、高校時代は世界ジュニア優勝、シニアの大会でも上位に入る活躍を見せた。 大学2年生の2013年には、1997年の野村忠宏以来となる世界選手権60kg級で金メダル。翌年の世界選手権では、準決勝で地
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