外出自粛要請を受けて、人々の自宅生活を支援するべく、様々な企業が自社のコンテンツを無料公開し始めている。純粋に有難い限りだ。「タダより高いものはない」とは言うが、なんだかんだ無料は至高である。無料こそ心の安らぎなのである。 というわけで、今回はそうしたコンテンツの中から、筆者が個人的に気になったものを5つほど挙げようと思う。この春は無料の恩恵を心ゆくまでしゃぶっていきたい。 ・国立科学博物館の「かはくVR」 まずは誰もがときめくであろうコンテンツからだ。現在臨時休館中の国立科学博物館が、2020年4月24日より、展示室全体の3DビューとVR映像を「かはくVR」と名付けて公開している。休館中に撮影した画像をもとに作ったものだそうだ。 このサービスを利用すれば、まるで実際に博物館の中にいるかのように展示鑑賞を楽しめる。使い心地を例えるなら「Googleストリートビューの博物館版」といった感じだ