2016年から混合診療が一部解禁されることが決定して、大きなニュースになりました。実際には、すでに先進医療などは混合診療として認められていますから、「混合診療の範囲が拡大することが決まった」というほうが正確です。 混合診療の解禁は、医療制度・公的医療保険制度の改革のひとつとして長年にわたって議論されてきた問題で、今回、範囲拡大が決まった後も、賛成派と反対派のそれぞれが意見を主張しあっています。 しかし、そもそも混合診療って何なのか、混合診療の範囲が拡大されたら私たちの暮らしにどんな影響があるのか、知らない方も多いのではないでしょうか。 医療費の自己負担が高くなるなど、いろんな意見がありますが、民間医療保険に関しては混合診療に対応した保険が高い保険料で登場する可能性が大です。 混合診療とはそもそも何か、新しく導入される「患者申出療養」とはどんな制度なのかということから、混合診療解禁に合わせて