ソフトバンクの松坂大輔投手(37)が、来季の戦力構想外となり退団することが3日、分かった。日本シリーズ終了後にも発表される。15年8月に右肩の手術を受け、復帰を期したが、3年契約最終年となる今季は再び、右肩の不調を訴えて1軍登板さえなかった。本人は現役続行を強く希望しており、国内球団を中心に移籍先を探すとみられる。 日本シリーズが佳境を迎える中、松坂が静かにチームを去ることになった。関係者によると、3年間でわずか1試合の1軍登板にとどまった松坂に対し、球団は来季戦力構想外とし、本人にも通告を行ったという。 14年オフに3年総額12億円の大型契約でソフトバンク入りし、9年ぶりの日本球界復帰を果たした。だが、右肩の不調に悩まされ、15年8月に右肩内視鏡手術を受けるなど、1軍登板は昨年10月2日の楽天戦での1回5失点のみ。昨オフにはプエルトリコのウインターリーグに参加。3月25日のオープン戦(対