県警生活環境課と田原本署は16日、風営法(賞品の買い取り禁止)違反容疑で、田原本町千代、パチンコ店経営会社社長、金光烈(65)と、同所のパチンコ店支配人、星茂春(65)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑は11年12月20日から同29日に計3回、両容疑者が経営する同所のパチンコ店が設置した賞品買取所で、客の出玉を記録したICカードを特殊景品に交換し、すぐに現金で買い取るよう従業員に指示したとされる。同署によると、同容疑での摘発は県内初という。 金容疑者は「買い取りが悪いと思っていない」と否認、星容疑者は「利益を上げるためにやった」と容疑を認めているという。【上野宏人】