株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 アラブの国家ファンドまわりが少し気になっている延長で、こんなことを考えました。1.7兆ドルという非常に大きな資金。これは本来的に投資先を探しあぐねている状況にあるのではないかと思うのです。 彼らは原油が産出できなくなった時代のために、子孫が十分に食べていけるようにとの意図で資産を運用しているのですが、中長期的な視点に立って、相応のリターンが見込める投資先というのは、あるようでいてあまりないのかも知れません。従って、セカンドベストみたいなところに投資する。いまある選択肢のなかから、半ば、消去法的に投資先を選んでいる。そんな状況なのではないかと、少し考えたりします。 仮