最近ではユーザーサポートを「コミュニティーフォーラム」任せにし、問題の解決に製品を製造・販売した企業側が積極的にかかわらないことが増えているようだ。企業側の人間がコミュニティーに参加して、公開されていない情報も含め、問題の解決に必要な情報を素早く提供してくれることもある。しかし、協力が常に期待できるわけではなく、企業側が問題の解決に向けた調査を行っているかどうか、いつになれば解決するのかといったことがユーザーにはわからないことが多い。このような対応は1台200ドル程度の家電製品でも不満に感じるが、1ライセンスあたり数千ドルもするプロプライエタリーな開発ツールでは到底受け入れられない。ユーザー同士の助け合いに任せたサポート体制で最悪なのはどこだろう。こういった場合、どのような対処ができるだろうか。