日本人はあいづちとして「ほんと?」と言い添えることが多い。しかし、同じように英語で“Really?”をあいづちに使うのは注意が必要だ。言語学者の井上逸兵さんは、「英米圏では、うなずき方ひとつをとっても誤解を招く可能性がある」という――。 ※本稿は、井上逸兵『英語の思考法』(ちくま新書)の一部を再編集したものです。 無意識で打つあいづちにも実は文化的な差がある あいづちは会話の相手との「つながり」上、とても重要だ。無意識に行っていることが多いために、言葉ほど文化の差がないと思いがちだ。ところがそうでもない。 まず、英語ではどのようなあいづちをするかというと、
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