2013年6月10日のブックマーク (2件)

  • 『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』(平野啓一郎)の感想(725レビュー) - ブクログ

    現代社会の最大のテーマ「ありのままの自分」「当の自分」 それを根から問い直す一冊。 以前、読書好きの友人が、こんなことを言っていた。 「人前で演じちゃう自分がいて、でも西加奈子の作品にそれを肯定する作品があって、それでいいんだなと思って救われた」と。 この話を聴いた時に、「演じる」ということについてもう少し深く考えてみたものの、うまく考えがまとまらなかった。 そしてその答えが、ここにあった。 人と関わる時、「演じている」というのとは別の、「その人の前での自分」がいること。 作品では、それを「分人」と定義づけている。 その人の前では常に、「その人の前での分人」。 でもまた、別の人の前では別の分人が登場する。この、対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「当の自分」「ありのままの自分」である。 ヨガや瞑想の中で繰り返される「ありのままの自分」。最近のブームだ。 わたしはそれを、「人と違う

    『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』(平野啓一郎)の感想(725レビュー) - ブクログ
    mnyo
    mnyo 2013/06/10
    【本棚登録】『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』平野 啓一郎
  • 藤田晋『沈殿プラン』

    最近、週1ペースで社長アシスタントに 配属された新人たちが、 新規事業プランを提案してきます。 先日、頭ごなしに 「それは沈殿プランだよ!」 と提案されたアイデアを却下しました。 それは 【教師が作成したテスト問題を売買する、 マーケットプレイス】 というものでした。 学校の先生の自信作や、 人気の予備校の先生が作成した テスト問題を、先生人が出品し、 教師も親も生徒も買えるようにします。 先生の思わぬ副業になるかも知れないし、 テスト問題を作成する手間を合理化できるし、 予備校市場や、参考書市場に変革を 起こすかも知れません。 しかし、私は、 「脈絡がない」 「切り口になじみがない」 といった言葉でダメな理由を説明しました。 「先生に、テスト問題を売買するという習慣がない」 「親や生徒にも、ネットで問題を買うという習慣がない」 と言って、新人に順序立てて説明 する時間は無かったので、と

    藤田晋『沈殿プラン』
    mnyo
    mnyo 2013/06/10
    沈殿プラン|渋谷ではたらく社長のアメブロ