甲田光雄を発見して以来、図書館で彼の本を何冊か借りて、ちょくちょく読んでいる。 甲田光雄は1924年東大阪市生まれ、大阪大学医学部卒で、現在も八尾市で甲田医院を開業している現役の医師。1924年生まれということは、今年80歳だ。 甲田光雄は何十年も前から、自ら少食・断食を実践し、その著作・医療などを通じて少食・断食を普及している。 『あなたの少食が世界を救う』(1999年、春秋社)という本の巻末で、甲田光雄は少食によって得られる数々のメリットを説いている。 玄米や生菜食を中心とした少食によって、 - 自分が健康になる - 食費による出費が抑えられる - 医療費が減る - 肉食を減らせば、家畜のための土地や食料が減り、環境破壊を抑えられる といった利点がある。 <「少食」の実行で人類は将来の食糧危機をも克服>でき、<環境問題を解決する上においても、少食の果たす役割は想像以上に大きいと確信して