うちの猫は、20歳になった。 2003年の8月30日にやって来たのだけれど、親とはぐれて拾われた猫だったので本当の誕生日はわからない。獣医の先生が「7月上旬」と推定したので、覚えやすい7月7日誕生日としている。 しかし、20年生きているのはたしかでそれなりに元気だ。 先月、誕生祝いをした。いつもは刺身や鶏肉を少々あげて、人間がちょっといつもよりごちそう食べるというくらいの勝手なお祝いだ。 しかし20歳というのは記念だしなあ、ということで旅の時などにお世話になっているキャットシッターさん2人をお招きして、祝いの花を用意し、小さなホールケーキを買った。 そして、やはり人間が勝手に食べるだけなのだが、花とケーキがあるといいものだ。 しかし、20年だ。めでたい。いまさら猫に対して「ありがとう」というにも違和感はあるけれど、そもそも感謝というより「なんなんだろ、これは」と言った感じだ。 たとえば小学