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  • 第1回 乃木坂46はAKB48の「影」なのか | 青弓社

    香月孝史(ライター。著書に『「アイドル」の読み方』〔青弓社〕、アイドル関連の記事多数) 今回から始まる連載では、乃木坂46というアイドルグループを扱おうとしている。AKB48の総合プロデューサー秋元康が手がけ、当代の人気グループの一つになった乃木坂46は、その佇まいから「正統派」的なイメージで語られることも多い。けれども、実際のところこのグループは、今日の女性アイドルシーンのなかで一風変わったアプローチでその地歩を固めようとしている。この連載は、いくぶん独特なそのあり方を掘り下げながら、乃木坂46というグループが何を体現しようとしているのかをつかもうとするものだ。そのプロセスはまた、目につく機会だけはなにかと多いこの「アイドル」という文化の特質を、端々で浮き彫りにしていくことにもなりそうだ。 ところで、乃木坂46には「AKB48の公式ライバル」なるキャッチフレーズがある。グループ結成時か

    moarh
    moarh 2015/05/20
  • 第8回 中居正広と結婚 | 青弓社

    太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) 神様でも王子様でもなく 「マジ恋」。聞き慣れないという方もいるだろうが、アイドルファンの間で使われる表現の一つだ。意味は「アイドルに対して気で恋心を抱くこと」。「ガチ恋」とも言う。相手が男性アイドルか女性アイドルかは問わない。熱心なジャニーズファン、いわゆる「ジャニヲタ」の間でも使われる。 この言葉、いつごろから広まったのかはわからない。すでにあったのかもしれないが、1970年代、80年代ぐらいに耳にした記憶はない。実際、そのころのアイドルに対する感情は、わざわざそう強調しなくても基「マジ恋」だったようにも思う。 例えば、1970年代のジャニーズファンのこんな話がある。デビュー当時から郷ひろみの熱烈なファンだったある女性は、高校を卒業して上京すると同時に格的なおっかけを始めた。東

    moarh
    moarh 2015/02/28
    ジャニヲタの「マジ恋」の話から始まる今回も興味深い
  • 第4回 中居正広と笑い | 青弓社

    太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) 「ツ」と「シ」 「俺が物だムニダ」と怪しい片言の韓国語を交えて主張する中居正広。いや、自分が物のチョナン・カンだと言う香取慎吾。だがどこから来たのかと問われると香取はフィリピン、中居はソ連と答える始末。間に挟まれた当のチョナン・カン、草彅剛は困惑している様子だ。そうこうしているうちに、香取慎吾がチョナン・カンの持ち歌『愛の唄 ~チョンマル サランヘヨ~』を奇妙なテンションで歌い踊り始め、中居正広と草彅剛もつられて踊り始める。 これは2003年のSMAPコンサートツアー「SMAP’03“MIJ Tour”」の一場面である。実はこの3人は、SMAP内で結成されたお笑いユニットだ。その名も「スマシプ」。「ツ」ではなく「シ」である。紛らわしく一瞬見間違えてしまいそうだが、それには狙いがある。

    moarh
    moarh 2014/10/17
    「オレらもさあ、照明とか衣装とかでそういうふうに見えてるだけなんだよ」
  • 第3回 中居正広とMC | 青弓社

    太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) ジャニーズのMC担当 強烈な放水を浴びながらも回転する丸太に必死にしがみつき、相手より先に落ちまいと耐える2人。水着姿の中居正広と木村拓哉だ。「がんばれ!リーダーが決まる!これで!」と叫ぶ香取慎吾。そして結局勝ったのは中居正広だった。2009年1月31日放送のテレビ朝日『SMAP☆がんばりますっ!!』でも流れた懐かしの一場面である。 1980年代末から『ザ・ベストテン』『歌のトップテン』『夜のヒットスタジオ』といった大型歌番組が次々と終了し、SMAPはバラエティー番組に活動の場を求める。ブレイクのきっかけとして有名なのはフジテレビ『夢がMORIMORI』(1992年放送開始)だが、それ以前にテレビ朝日『アイドル共和国』(1989年放送開始)があった。その後リニューアルした『桜っ子クラブ』

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    moarh 2014/07/22
    「30代は1回ファンに嫌われなければならない」
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