森本に伊紙が異例の8点「ヒデ2世」 パルマ戦の後半、相手選手をかわしドリブル突破する森本(撮影・PNP) 【トリエステ(イタリア)27日=猪野真美子通信員】カターニャFW森本貴幸(19)が、地元テレビ局から「開幕戦ゴールはまるでナカタのようだ」と「中田2世」の襲名を受けた。26日のパルマ戦(アウエー)で1得点1アシストの大活躍。98年ペルージャ中田英寿以来、9年ぶりの日本人セリエA開幕戦ゴールに地元メディアが沸いた。ガゼッタ・デロ・スポルトは「和製デルピエロ」として特集記事を組むなど、U-22代表入りへ、まずは世論が動きだした。 森本台風から一夜明け、イタリアは絶賛の嵐が吹き荒れていた。地元紙ラ・シチリアは8点という高評価を付け「並外れた日本の少年は、冷静で実力がある」。コリエレ・デロ・スポルト紙も「森本貴幸、この名前をチェックしなければならない。それに彼は値する」。地元シチリアのテレビ局