海龍王寺(奈良市)の石川重元住職(44)が、簡易投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ数に連動して同寺のホームページ(HP)に釈迦三尊像を表示する新たなプログラムを導入した。ツイッター利用者の間で「HPを見るのが楽しみ」と人気を呼んでいる。 石川住職は1月から、日々の食事や境内で見た猫の話題などについて、ツイッターを活用した情報発信を続けており、愛読する「フォロワー」の登録者は約1200人を超えた。石川住職は「HPと連動すれば、もっと多くの人に寺を知ってもらえる」として、寺社のHP管理も手がける「飛鳥園」(同市)に依頼した。 寺のHPには、石川住職の投稿が転載され、1日の「つぶやき」の投稿回数に応じて、寺の釈迦三尊像が1体ずつ画面に登場し、10回以上の投稿で三尊がそろう。石川住職は「ITの活用で若い世代にも仏の教えを広めるきっかけになれば」と話している。