パソコンなどで視聴する「NHKオンデマンド」。会員数は増えているが、売上は伸び悩んでいる(寺河内美奈撮影) 過去に放送した番組をネットなどで配信する有料サービス「NHKオンデマンド」で、NHKは12月から、「特選ライブラリー」で提供する番組1本当たりの視聴料の上限を315円から順次、210円に引き下げる。サービス開始から約2年で会員獲得は順調なものの、収入が伸び悩む同サービス。今後は「牛丼業界などを参考にした」という低価格攻勢で、起死回生を目指す。(三宅陽子) NHKオンデマンドをパソコンで視聴するための会員登録者数は、9月末現在で約52万人。平成20年のスタートから右肩上がりだが、収入は不振が続き、21年度予算では23億円の見込がわずか3億円だった。目標とする23年度の単年度黒字化、25年度の累積赤字解消にはほど遠い状況だ。 当初は会員が増えれば収入も上がるとみられたが、「大いなる誤算だ
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