2日午前6時44分ごろ、札幌市などで震度3、46分ごろに震度2の地震があった。気象庁によると、震源地は北海道石狩地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・5と推定される。 気象庁は「最大震度5弱程度」と過大に予測し、放送などを通じた一般向けの「緊急地震速報」(警報)を発表した。 2007年10月の運用開始以降、速報の発表は今回が17回目。同庁は「震度階級1の誤差は想定の範囲内」としていたが、2以上のずれとなったのは、地震計の改修ミスで無感地震に「誤報」を出した昨年8月の千葉県東方沖の地震を除き今回が初めて。 気象庁地震火山部は「コンピューターがM5・4と大きめに推定した。内陸部の浅い震源の地震は推定が難しく、精度向上に努めたい」と釈明した。 また午前8時8分ごろにも千歳市で、同10時26分ごろに羽幌町で震度1の地震があった。 午前6時44分の地震による各地の震度は