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ブックマーク / m.job-list.net (3)

  • 日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

    私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。 私がアルバイトでイラクの建設現場に行くことになったのは、1980年の七月半ばのことだった。サダム・フセインが大統領になった翌年である。当時、大学を中退した私は、金がなくなると高田馬場の職安前の公園内にできる寄せ場に行き、日雇い労働でいつなぐ生活をしていた。 そんなある時、顔馴染みの手配師が、「にいちゃん、外国の現場があるんだけど、行かねかぇかい?金はいいよ」と誘ってきた。聞くと、契約期間は七月末から三か月。旅費は勿論、衣住付きで三百万円を支払う。仕事は日の大手建設会社が建てているビルに資材を運び入れる外国人労働者の監督をするのが仕事だという。 「こんなにうまい話があるのかな……」と多少疑心暗鬼にはなったが、「前金として百万円払う

    日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄
  • ホストクラブに潜入するバイトをしたら、友達がドハマリして大変だった話

    「無料でホスト行ってみない?」 ぬめっとした黒髪のおっさんが言った。 何も知らない女子大生の私は答えた。 「えっ、行きたい!」 それがパンドラの箱だったとは知らずに。 女子大生だった私はその頃、とある学生街のバーでスタッフをしていた。そのバーはお酒を安くたくさん飲めるお店だったので、騒ぎたい学生はもちろん、飲んべえの社会人も来店するような店だった。いつも繁盛していた記憶がある。 常連はとにかく個性的だった。酒に酔うと必ず失禁して周辺では軒並み出入り禁止になっているオヤジや、とりわけ美人でもないような私をいつも「姫」と呼ぶ明らかにホステス上がりのオネエサマまでさまざまだ。 その中でとりわけ存在感があったのは、横にも縦にも体が大きく、ぬめっとした黒髪が特徴的な「あやしいおっさん」だった。 おっさんはいつも強めのスピリッツをストレートでぐいぐい吞み干すほどの酒飲みで、カウンターに立ってあくせく働

    ホストクラブに潜入するバイトをしたら、友達がドハマリして大変だった話
  • 大学図書館で万引!?「本泥棒」を捕まえろ 〜私の図書館バイト体験談〜

    「お前、ふざけるな!」 バーンと言うドアを開ける大きな音が館内に響いた。 アルバイト先の先輩有田さんがちょっと目を離した隙だった。テーブルの手前側に座っていた学生はカウンターの上にあった自分のバッグを鷲掴みにして、片手で入り口のドアを叩き開けた。そして脱兎のごとく走り去って行った。 有田さんがその後を一目散に追った。 数分後、上気した顔の有田さん戻ってきて「逃げられた」とぽつりと言った。「残念です。レベル2ですね」と他のアルバイトが彼をねぎらった。有田さんはまだ肩で息をしていて体から白い湯気が立っていた。開いたままのドアから外の冷気が静かに入って来た。 それは私が大学の図書館でアルバイトを始めて三日目の事だった。大学のテスト期間中は「気をつけろ」と言われていたが、何に「気をつけるのか」は全く分からなかった。ただその時は「レベル2」という言葉が頭に残った。 通っていた大学の図書館でアルバイト

    大学図書館で万引!?「本泥棒」を捕まえろ 〜私の図書館バイト体験談〜
    mobile_neko
    mobile_neko 2020/01/23
    コピー機の故障って紙送り機構とかトナー関連が多いから複合機ならスキャニングして電子データだけ持ち帰るようにしたら、だいぶ故障は減ると思うんだよな
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