キャットストリートと呼ばれる表参道の小道の一角に、日本人はもちろん、海外からの旅行客までもが行列をつくる、たった5坪の小さなお店がある。名前はLUKE’S。扱っているのはロブスターをパンに挟んだロブスターロールで、これが今、爆発的に売れているのだ。 実はこの人気店を仕掛けているのは、ジャーナル スタンダードやエディフィス、イエナなどアパレルのセレクトショップやオリジナルブランドを幅広く展開するベイクルーズ。同社が近年力を入れているのが飲食事業だ。J.S.BURGERS CAFEやFLIPPER’Sのようなオリジナルの店舗と、LUKE’S、FRANZE & EVANSのような海外の人気店の日本での展開を手がけ、2017年12月時点で25の飲食ブランドをラインナップ。総店舗数は80に迫る勢いとなっている。 ベイクルーズの飲食事業の売上高は2017年8月の決算時点で78億円。2年前と比べて倍増し