視野を広げるということ 唐突で恐縮ですが、人生のテーマは何かと問われれば、私は「視野を広げること」と答えることになると思います。 今回はそんな、自分語りの記事。 幼少期から中学生にかけての私は、コンプレックスの塊でした。 家庭環境があまりにも平凡だったのがその理由です。もちろん、今にして思えば平凡な環境ならではのよさがあるのですが、当時の私にとって、平均的なサラリーマン家庭で、母親は専業主婦、東京下町の区立小中学校に通い、中学受験をするわけでもなく、車はトヨタで、家族旅行もたまに近場に行くだけのありふれた生活が、ひどくつまらないものであるように感じていたのです。 同級生が夏休みに北海道や沖縄、ハワイやパリに旅行に行っているのに、私が行ったのは千葉県の九十九里浜。 友人の父親はジャガーに乗ったりベンツに乗ったりする人もいるのに、私はいつもトヨタのコロナの後部座席。 中学受験のためにサピックス