那須サファリパークに家宅捜索に入る栃木県警の捜査員=栃木県那須町の同園で2022年1月7日午前9時29分、鴨田玲奈撮影 栃木県那須町の「那須サファリパーク」で5日、開園準備をしていた飼育員3人がトラに頭や腕をかまれ重傷を負った。飼育員は本来トラがいるはずのない通路付近で鉢合わせしたとみられ、県警捜査1課などが業務上過失傷害容疑で同園を家宅捜索し、安全管理体制に問題がなかったか調べている。同園で飼育員が猛獣に襲われたのは3回目。なぜ繰り返されたのか。 午前8時すぎ、いないはずの通路で 県警と同園などによると、事故は5日午前8時20分ごろに発生。開園前の点検のため、屋外の展示スペースに向かおうとしていた女性飼育員(26)が襲われ、駆けつけた女性飼育員(22)と男性飼育員(24)も相次いでかみつかれた。3人は命に別条はないが頭の骨を折るなどの重傷を負い、現在も入院している。襲ったのはベンガルトラ
ローソンの生鮮・格安コンビニ「ローソンストア100」のおかずが一つだけの弁当が好調だ。6月発売の第1弾「ウインナー弁当」(税抜き200円)は、同社の弁当の販売記録を大幅に更新する50万食(10月末現在)の大ヒットとなり、11月10日から販売されている「ミートボール弁当」(税抜き200円)は、そのウインナー弁当の発売直後を超す勢いだ。白いご飯に、おかずはそれぞれウインナー5本とミートボール6個だけという、見るからにシンプルな弁当だが、その実現には、10年間あきらめなかった発案者の存在があった。【増田博樹/デジタル報道センター】 「必ず売れる」信じたが 「ウインナーが嫌いな人はいないのに、なぜないのだろう」。大ヒットになったウインナー弁当を世に出すきっかけになったのは、同社の林弘昭さん(43)=現運営本部統括部長=が感じた素朴な疑問だった。林さんは、売り上げ増を目指して店を指導する運営畑一筋で
都議会議長に辞職願を手渡す木下富美子都議(左)=東京都庁で2021年11月22日午後7時49分、小川昌宏撮影 無免許運転を繰り返したとして道路交通法違反で在宅起訴された木下富美子東京都議(55)は22日、都庁で記者会見し、議員辞職すると表明した。同日付で都議会議長宛てに辞表を提出し、許可された。木下氏はかつて所属していた地域政党・都民ファーストの会の特別顧問を務める小池百合子都知事に相談し、辞職を促されたと明らかにした上で「順法精神が弛緩(しかん)していたことは申し訳なく、猛省している」と陳謝した。 木下氏は問題発覚後、体調不良を理由に本会議や所属委員会を欠席。9日に都議会を訪れ、約4カ月ぶりに公の場に姿を見せて報道陣に議員活動を続ける意欲を表明した。しかし、都議会は議員辞職勧告を全会一致で2度決議しており、他の都議らが反発して所属委員会が開かれないなど、混乱が生じていた。
衆院選から一夜明け、記者会見する岸田文雄首相(左)。右奥は自民党の甘利明幹事長=東京都千代田区の同党本部で2021年11月1日午後2時26分、竹内幹撮影 10月31日投開票の衆院選は自民、公明両党が293議席を獲得し、岸田文雄首相の政権運営は当面安定しそうだ。「風の読めない選挙」の堅調な結果に安堵(あんど)する首相だが、今後は新型コロナウイルス下の経済対策など、まだ「看板」段階の政権政策の内実が問われることになる。一方、立憲民主などの野党は共闘路線の見直しを迫られている。 「看板どまり」政策の内実問われ 「(絶対安定多数の)261議席という貴重な支援をいただいた。責任政党として国民の負託に応えていく」。岸田首相は衆院選から一夜明けた1日午後の記者会見で、堅調な選挙結果をこう強調した。 自民党は単独で絶対安定多数の議席を得たため、常任委員長のポストを独占することが可能で、さらに各委員会の過半
山梨県庁の知事室で報道陣の取材に応じる長崎幸太郎知事=甲府市で2021年8月16日午後9時25分、梅田啓祐撮影 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、政府が山梨県を含む10県を新たにまん延防止等重点措置の対象とする方針を固めたことについて、山梨県の長崎幸太郎知事は16日夜、「ニュースを見た方から電話をいただいて初めて知ってびっくりした」と述べ、政府との事前の調整がなかったことを明らかにした。対策を講じた飲食店などを独自に認証する「山梨モデル」を掲げ、感染拡大防止と経済の両立を図ってきた県は、県民に対し外出自粛などを要請する一方、まん延防止措置の適用申請はしておらず「寝耳に水」の方針決定となった。【梅田啓祐】
五輪競歩のリハーサルが行われた札幌駅前通。直前の降雨で街頭の温度計は27度に下がっていた=札幌市中央区で2021年8月4日午後4時半、貝塚太一撮影 東京オリンピックのマラソンと競歩が5~8日に開催される札幌市で、記録的な暑さが続いている。4日の最高気温は33・1度となり、15日連続で30度以上の真夏日となった。これは1924年の17日連続に次ぐものだ。レース中は氷や水風呂を用意するなどの対策がとられる方針だが、今後も厳しい暑さが予想されており、選手の体調への影響が懸念されている。 もともとマラソンと競歩は都内で開催される予定だった。しかし、高温多湿の中東ドーハで行われた陸上の世界選手権(2019年)で途中棄権が続出したため、国際オリンピック委員会(IOC)の主導で会場が東京から札幌に移された。当時、IOCは大会中の札幌の気温は東京より5~6度低いと想定していた。
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