広島市消防本部によりますと、局地的な豪雨で市内の各地で住宅が土砂に巻き込まれる被害が相次ぎ、子ども1人が心肺停止の状態となっているほか、1人が不明、さらに午前7時現在、20人と連絡がとれていないという通報があるということで、消防が確認を急いでいます。 このうち広島市安佐南区八木の付近では住宅の裏山が広い範囲にわたって崩れ、複数の住宅が土砂に巻き込まれる被害が出ました。 広島市の災害警戒本部によりますと、この地区の住宅に住む3人と連絡が取れなくなっているという通報があり、このうちこの家に住む男性1人が自力で避難したほか、消防の捜索の結果、孫の14歳の女子中学生が救助されました。 2人についてはけががあるかどうかなど詳しいことは分かっていないということで、消防は残されている男性の妻の行方を探しています。 八木3丁目と4丁目の付近では、ほかにも住民と連絡が取れないという情報があるほか、土砂が流れ