ゲーム内のアイドルが痴漢防止に活躍――。大阪府警の鉄道警察隊が、人気ゲームのキャラクターとコラボし、ネット上で話題を呼んだ。防犯活動をするチームに新しく名前をつけるなどPRを続ける。市民の認知度を高めようという活動の根っこにあるのは、「被害者に声を上げてほしい」という思いだ。 「SOSは見逃さない!」。ポスターに描かれたのは、バンダイナムコエンターテインメント(本社・東京)が2014年に発表したソーシャルゲーム「アイドルマスターSideM(サイドエム)」内のグループ、「FRAME(フレーム)」。 ゲームは、プレーヤーがプロデューサーとなり、小説家や医者、ラーメン屋店主といった様々な経歴を持つ男性アイドルを、レッスンやライブなどを通じて育成するもの。FRAMEは元警察官、元自衛官、元消防士の3人組だ。 同社は今年6月、「お仕事コラボキャンペーン」と題して、ゲームに登場するキャラクターが、コロ