食べるとスースーするミントとハッカ。これからの暑い季節にはピッタリですね。しかしこの2つは違うのでしょうか?そして食べると本当に温度は下がっているんでしょうか? かつて北海道はハッカの名産地で、世界の9割の生産量を誇っていました。そこで矢野さんが現地を訪れました。現在では2軒しかハッカ農家は有りませんが、畑にはスースーと良い香りがします。この臭いは、葉の裏の油腺から分泌される精油に拠るものなのです。 ハッカは、乾燥した葉を水蒸気で蒸留させて作ります。200キロの葉から採れる油はたった2%の4キロ。なので葉から油を採ると、運ぶ時、荷が少なくて済む、これが“薄荷(ハッカ)”の名前の由来なのです。 スタジオにはハッカの巨大な結晶が登場しました。そばに寄るだけで涼しい!と所さんも目がテンになりました。このスースー成分はエル-メントールといい、ハッカ油には80%も含まれていて、この様な結晶(ハ