上の写真の帯を、関東仕立てにすると こうなります。 選択肢2 関西仕立て(今風) こんな人におすすめ 唐織など糸が浮きやすい帯の場合、関西仕立てにしておく事で帯端の糸が浮いてモケモケになりやすい現象を緩和できる。 帯の関西仕立てとは 界切線を表から見えるようにする仕立て方。 上の写真の帯を今風の関西仕立て(界切線の真下で仕立てる)にすると こうなります。 拡大写真。 界切線が曲がっている時は、今風の関西仕立てに出来ない場合があります。 線の曲がり具合はプレス加工で修正が効きますが、元々の仮仕立てが歪んで縫製されている場合と、織の性質によっては まっすぐに出来ない場合があります。 選択肢3 関西仕立て(昔風) こんな人におすすめ 帯が擦り減って破けてきた場合などに、少し上にあげて仕立て直す事が出来る 帯を出来るだけ長く仕立てたい 昔風の関西仕立てとは 界切線から離れた下の位置で仕立てます。