斬新なアイデアを出す人、頭の回転が速い人、複数の物事を同時に高いクオリティで回す人――。皆さんの職場にも、このような「デキる人」がいるでしょう。一方で、職場ではお荷物になっている「デキない人」もいる。この差はなぜ生まれるのでしょうか?勉強量の差?経験?それとも、もともと生まれ持った才能でしょうか。 筆者はどれも違うとみています。「デキる人」は「脳の使い方がうまい」といえます。「脳を使う?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、脳は道具です。たとえるならスマートフォンのようなもの。いろいろなアプリが入っていて、さまざまな使い方があります。しかし、多くの人は、電話をかける、メールをする、といった程度の使い方しかしていません。一説では、脳はその能力の3%しか使えていない、とさえ言われます。 デキる人たちは、脳の機能をフル活用することで、最短で解決法を見つけたり、即決で判断できたり、斬新なアイデア