グーグルは23日、動画共有サイト「ユーチューブ」の5周年を機に、都内で発表会を行い、ユーチューブでリアルタイム動画配信を検討していることを明らかにした。 同社の徳生裕人・シニアプロダクトマネジャーは「ユーザーのニーズがあれば考えたい。長期的には検討している」としたうえで、「テレビ放送などをそのまま流される可能性があるなど、管理上の問題がある」と課題を挙げ、「(ユーストリームのような)他が大きくなっているからといって、あせりは感じていない」と述べた。同社は現在、海外のイベントなどで実験的にリアルタイム動画配信をしているが、日本で恒常的なサービスとして提供することについて、今後、検討する。 また、著作権管理について、似た画像を瞬時に判別する仕組みを取り入れるなど、最新技術を使った取り組みを紹介。徳生シニアプロダクトマネジャーは「ユーチューブの動画を保存するソフトが出まわっていることは規約違反。