勤務地にむかう道のとちゅうに自動販売機というものがある。 無人かつ自動で清涼飲料や水、茶、コーヒーを販売する、たて1830mm×よこ999mmの機械の箱だ。外気にさらされながらも商品を適正な温度にたもち、時節を問わずいたるところでユーザーにオアシスを提供する。粋である。 さまざまな企業がその自動飲料販売機に力をいれている。コカコーラ、キリン、ダイドー、中には大塚製薬なんて製薬会社も進出している。すでにレッドオーシャン。血で染まった海だ。 私の見受けるその販売機のメーカーはペプシという企業のもののようだ。機械のサイドに赤、青、白で彩られた丸型の家紋がそれを主張している。おもにペプシコーラという炭酸飲料水を生業にしている会社だ。 ちなみにこのペプシ、じつは世界の2大コーラ会社の一角。もうひとつは前述のコカコーラ株式会社である。両雄は民間人をも巻き込み、コカ派だ!ペプシ派だ!としのぎをけずる争い