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片岡義男に関するmod67のブックマーク (5)

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    あとがきに、「これまでの価値観から、時間は引き剥がされつつある。そして、まったく別な質を持った価値観に、貼りなおされつつある。大転換と言ってもいい。別世界の登場と言ってもいい。緑色の瞳の助けをかりて、ズーム・レンズごしに、僕はそのような世界を見た。そしてそのような世界の時間は、まだ大部分は未来のなかにあるけれど、一部分は早くも遠い過去にまで到達している。」とある。 これが書かれたのはいつだろうと思い見てみると、1990年7月16日 初版第1刷とあった。 今から約30年前だ。自分の30年前を思い起こしてみて、ああ、あの頃か、それなら、私個人にとっても大転換期だった。 それまで勤めていた美容室を離れ、自分ひとりだけでやっていこうと思い、それを実行に移した頃だ。 さらにそこから30年たった今、世界中がまさに大転換期にある。 そんな時間の流れを想像していたら、上下左右のない時間の螺旋階段が、ぐるぐ

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  • 【書評】片岡義男:花模様が怖い/さしむかいラブソング/ミス・リグビーの幸福【ブックレビューサイト・ブックジャパン】

    (いま話題の青豆より、はるか前)理由もなく男たちを殺す「狙撃者」も「いる」、再評価が進む片岡義男を知るためのベスト・オブ・ベスト 著 片岡義男 花模様が怖い 2009.04  版型:文庫 >>書籍情報のページへ さしむかいラブソング 2009.05  版型:文庫 >>書籍情報のページへ ミス・リグビーの幸福 2009.06  版型:文庫 >>書籍情報のページへ 早川書房 /ハヤカワ文庫 [小説] 国内 村上春樹の『1Q84』だが、私は世間的には評判のいい青豆絡みの暗殺話に今ひとつのれなかった。その前に、片岡義男著『花模様が怖い』に収録された「狙撃者がいる」を読んでいたからだ。 「狙撃者がいる」の主人公・西美貴子も、青豆のように体育大学を出て、インストラクターを生業として生きている女性である。二十九歳、無駄のないプロポーションでルックスも端正だが街を歩いているときは目立たない。しかし、夜に

  • 図書カード:ラハイナまで来た理由 / 片岡義男

    「僕」という主人公による「ハワイ四部作」の四作目。 著者の意向により、28編のストーリーからなる同文社版に「カラニアナオーレ」を加え、青空文庫オリジナル版としてよみがえった。(八巻)

    図書カード:ラハイナまで来た理由 / 片岡義男
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

  • 片岡義男「ペーパーバックの数が増えていく」:SWITCH ON Excite(スイッチ・オン・エキサイト)

    一九六十年代に奇妙な味というものが流行した。ほんのりと薄気味悪いような、あり得ないけれどももし現実にこうだったら嫌だな、と思いつつもなぜか面白い、小味のきいた怪奇趣味ふうの、ごく短い短編小説が、奇妙な味、と総称された。ロアルド・ダールやロッド・サーリングたちの作品を、当時の先端的な読書人たちは好んだ。 カートゥーンの世界にも、奇妙な味の人たちが、何人かいた。僕がペーパーバックで一冊だけ持っているこのゲイアン・ウィルスンも、そのなかのひとりだった。一九六十年代なかばの東京では、アメリカの月刊雑誌『プレイボーイ』に人気があった。なかでも需要が高かったのは、アメリカからの乗客が機内で読んで捨てていった『プレイボーイ』が、東京の古書店へとまわって来たものだった。カラー印刷されたヌードのページを無修正で鑑賞することが出来たからだ。通常のルートで輸入された『プレイボーイ』は、ヌードのページが黒い油性の

    片岡義男「ペーパーバックの数が増えていく」:SWITCH ON Excite(スイッチ・オン・エキサイト)
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