ただ気持ちの赴くままに体験を求め、引き寄せていくことが「たぐる」ではありません。せっかくですから、もう少しだけ意識的にアタマとカラダを動かしてみましょう。アイデアパーソンは日々、練習です。 「たぐる」という体験・知識を自分ごと化する技は、さらに4つの小技に分解できます。 「ぶつかる」 「思い出す」 「押さえる」 「ほる」 区別の仕方を図示するとこうですね(下図)。偶然/意図的(By chance/On demand)の軸、そして知らなかったこと/知っていること(I don't know/I know)の2つの軸で「たぐる」を4分割した格好です。 前回の「たぐる」を分解すると、こんな感じになります。面白いのは、4つの「たぐる」は順序もバラバラで行ったり来たりの自在なつながりを見せているところでしょうか。 例えば、 小技 ケーススタディ 「ぶつかる」