■後編 2011年6月25日「神戸電子専門学校」ソニックホールにて あの“世界の”Google社で、アジア太平洋地域のウェブマスターを務める川島優志氏。セミナーでは、Googleとはどんな企業か、Googleでの川島氏の仕事内容、そしてGoogleに入るまでの“型破り”人生について、大いに語っていただきました。その全編をレポートいたします。 ●学生時代 川島:皆さんは、これから就職をしたり、仕事をしたりすることについて、真剣に考えているのだと思います。どうやったら自分の望んだことができて、望む仕事を見つけ、望む会社に入り、頑張れるのかと。僕は今Googleという会社で働いて、偉そうなポジションに収まり、いろいろ好き放題やってるのは、どうしてなんでしょうか? そういう話を今日はしたいと思います。 僕は一浪して早稲田大学の当時の第一文学部に行きました。文学部に入ったのは、高校時代に校内の雑誌の