糖化と飲酒【前編】内臓の機能低下や骨折、認知症にも影響する 2018/10/5 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト 五十路になると、「いよいよ老化現象が始まったか!」と気付かされる機会が増える。特に日々実感させられるのが肌。ハリが失われ、シミ、シワが増えてくる。これらの老化現象の主犯の一つとして、よく話題に上るのが「糖化」だ。 この糖化、一般に「糖質のとり過ぎ」などが影響しているとされるが、実はお酒とも密接な関わりがあるという。そこで今回は、「糖化ストレス研究センター」という専門の研究機関を有する同志社大学を訪ね、その真偽について直撃した。 五十路を過ぎて、やたら気になるのはお肌のハリやシミ、シワである。四十路までは何とか重力に耐えていたのに、五十路になるとこうも違うのか? 「アラフィフなんだから仕方ない」で済ませればいいのだろうが、あきらめきれないのが女性というもの。美容皮膚科で