そして「Geary」に出会ったわけだが、これは筆者にとって許しがたいある問題さえなければ、置き換えるに足るクライアントだった。その問題とは、受信ボックス内のメールを選択すると、該当メールの内容がウィンドウの全面を使って表示される仕様になっているというものだった。Gearyがニーズを満たすクライアントではないと判断した筆者は、「BlueMail」に目を向けてみた。そう、BlueMailはクローズドソースの製品だ。しかし、筆者はオープンソースであるかクローズドソースであるかに関係なく、仕事に適したツールを使うのが正しいと考えている。 少し前の話だが筆者は、「Android」向けのBlueMailを試用し、ユーザーインターフェース(UI)の素晴らしさを実感していた。しかし残念なことに、当時のBlueMailはまだ登場したばかりで筆者の目的に応えられるだけの安定性を有していなかった。さらに、筆者は
![格別に使いやすいUIと機能性を備えるLinux向けメールクライアント「BlueMail」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6573dd36062dc77697e79a67d037696461c90bfe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2023%2F12%2F01%2Fdfaf91c3f11a9422ad209dbe1223cf1a%2Fbluemail1_1280x960.jpg)