40代・50代の人に多く発生し、肩の関節に痛みが走ったり、腕が上がらないといった症状が起きるのが四十肩・五十肩です。これは肩関節の炎症が原因の痛みで、正式には肩関節周囲炎といいます。 痛みが強いときには肩が動かせません。このときは、まずは安静です。場合によっては三角巾などで腕を吊るして、肩に加わる刺激を極力減らします。 強い痛みが和らいできた時点から「運動療法」を始めましょう。今回は腕や肩に無理をかけずに柔軟性を高める体操です。 YouTube動画はこちらから 肩の脱力(痛い側だけ)良いほうの腕の片手をイスの上に乗せ、上半身を前に倒して腕をだらっと垂らします。肩とその周辺の力を抜いて腕の重みを感じるように脱力しましょう。肩の関節が伸びていくようなイメージで行ってください。 30秒間脱力しましょう。 振り子運動(痛い側だけ)片手をイスの座面などについて上半身を少し前屈みにします。 痛い側の手