高村正彦・自民党副総裁(発言録) (憲法9条改正をめぐり)国民投票は難しい。我々は国会で法律を通そうと一生懸命やるが、反対派は院外闘争のプロ。「PKOをやったら徴兵制になる」「平和安全法制(安保法制)をやったら徴兵制になる」。私はあえてデマと言うが、そういうデマをやって、彼らは刹那(せつな)的世論を作るのが本当にうまい。我々も国民投票に耐えられるような国民運動を一生懸命、展開する。だが、彼らのように、刹那的民意を作るために「後で恥をかいていいから、何でもやる」という、やり方は慣れていないし、できない。国民投票は、反対派の方が非常にたけている、と言えるのではないか。(東京都内の講演で)