会社員を長くやっていると、これは間違いなく錯覚に陥るなと思うときがあります。 年収が高いと思えるとき。元請の会社にいてたくさんのSESや派遣を管理し、自分が契約上、優位に立っているとき。肩書が立派なとき。所属している会社が有名であるとき。いろんな社会的役割を会社員は背負わされます。 その役割って、自分自身の価値なんでしょうか。 例えば辞めてしまったら、自分自身の価値は失われてしまうのでしょうか。 それとも、過去の栄光を自分自身の価値としてまとい、昔はこんなに偉かった、なんて態度で生きて行くのでしょうか。 私は、そういう社会的地位をまとって生きていることはカッコ悪い、と思っていていろんな運や成り行きが左右して為した実績と、自分自身は切り離すようにしています。 ・・と思っていても、長い間、それこそ何十年も偉いとされる役割を演じてしまったらどうでしょう。もう永遠とも思える時間染まってしまったら、