炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease 以下IBD)とは、原因不明の慢性的な胃腸炎を引き起こす病気です。 嘔吐・血便・下痢・食欲不振といった症状が気になったことはありませんか? 原因としては、 ・食事・気候・飼育環境の変化 ・食物アレルギー ・感染症(寄生虫、ウイルス、細菌) ・胃炎や腸炎(IBDを含む) ・膵炎(膵炎の食事・治療法については、こちらのブログで記載しています) ・リンパ腫などの腫瘍疾患 など様々なものがあります。 感染症や食物アレルギーなどあらゆる原因を除外しても原因が特定できない場合は、近年の消化管内視鏡検査の普及に伴って、慢性的な消化器症状の原因が炎症性腸疾患(IBD)という病気であるという事が分かってきました。 当院では、横浜を中心とした地域においてIBDの症例を数多く経験しております。 つまりIBDとは、我々の身近に潜んでいる怖い病気の1