イントロダクション バスとは複数装置を結ぶ通路です。以前の計算機ではシステムバスという 1つの外部バスを持っていて、公開されたバスプロトコルに従い、 外部装置と計算機(CPU)はデータの転送が実現されていました。バスに 接続されている装置の中には能動的にデータ転送を開始できるものと 受動的に要求を待つものとがあり、前者をバスマスタ、後者をバススレーブと 呼びます。基本的には今も昔も変わりません。CPUが高速になってきて つじつまを合わせるために階層化して、複雑になっているだけです。 バスを理解するためにいくつかの視点で眺めてみましょう。 もう1つ大事な視点があります。ショートライン/ロングライン (トランスミッションライン)の区別です。つまり、出力端子から入力端子 までの長さがある長さを越えると、信号の反射が起こり、 単に1対1で接続するだけでは動作しなくなります。この伝送路を トランスミ