あんまし日本語のドキュメントがみつからなかったので試行錯誤のあとを書いてみます。まぁ,Support for test suites - automake に書いてあるんですが。 Makefile.am に TESTS という変数を定義しておくと,make check したときに実行して結果を教えてくれます(make とかと同じく 0 なら成功,です)。 たとえばシェルスクリプトでテストコードを書いているのであれば, # Makefile.am TESTS = tests.sh #TESTS = test1.sh test2.sh test3.sh のように書いて,スクリプトを実行可能にしておけば OK です。 Perl でテストコードを書いた場合とかは TESTS_ENVIRONMENT という変数も定義して,どのように実行するのかを指定できます(@INC を指定したり,とかね)。今回は
変更履歴 2005/12/25 aclocal のサブディレクトリ探索に関して誤り(変更?)があったので訂正。libtoolに関する記述を部分的に追加 2005/12/22 最近は "touch NEWS README AUTHORS ChangeLog" しないとautomakeしてもMakefile.inを作ってくれない? 2003/11/28 最近のautomake(1.6くらいから?)では AC_CONFIG_HEADERS を AM_CONFIG_HEADER に変えなくてもいいらしい。 2003/11/10 AM_INIT_AUTOMAKE は(Ver. 1.4 の後半リリースくらいから?) 引数がいらない? 記述を変更 2003/10/13 間違い多かったので気づいたの直しました(AC_hogeとAM_hoge, HEADERとHEADERSなど) 2003/10/14 A
AutotoolsでHelloWorldをやってみたのでメモしておきます。GNU Autotoolsとはautoconf、automake、libtoolといったC/C++プログラムを容易にかつポータブルにビルド可能にするためのツール群の呼び名とのことです。 分かりやすく言うと、自分のプログラムを↓↓↓でビルド&インストールできるようにしてくれるすごい奴らということです。 ./configure make sudo make install上記コマンド実行時にはconfigureスクリプト、Makefileなどが活躍するわけですが、これらは大抵、プログラマの手作業で作られたファイルではありません。規模の大きなソフトウェアほどこういったファイルを手作業で作るのは無理なので、代わりにもっとプログラマに優しいAutotools用の入力ファイルを作って、そこから自動生成させるのが良いということにな
Apache HTTP Server 2.x系でプラットフォーム依存部分を吸収し、一貫したAPIを提供するために利用されているライブラリAPR - Apache Portable Runtimeを、Apache以外のプロジェクトで利用するための方法。 Apache module APIの美味しいドコ取り APRを使用するとApache module APIで利用できていた リソースプール 扱いやすく安全な文字列処理関数 動的なデータ型 などを、Apache HTTP Server以外のプログラムで利用できます。さらに メモリマップドI/O 共有メモリ スレッド など、プラットフォームごとにAPIやオプションが異なる機能も、一貫したAPIで利用する事ができるようになります。 しかしASFの他のプロジェクトと同様に、APIのリファレンスマニュアルはあれど、その利用方法やサンプルに関するドキュメ
新しめの Autotools (Autoconf&Automake) を使ってみよう by Kinuko YASUDA Table of contents 変更履歴 Autotools とは 基本ステップ 基本ステップ復習 ソースファイルを書く autoscan する configure.in を編集 (1) configure.in を編集 (2): 先頭定型文 configure.in を編集 (3):プログラムのチェック configure.in を編集 (4): ライブラリのチェック configure.in を編集 (5): ヘッダファイルのチェック configure.in を編集 (6): 関数のチェック configure.in を編集 (7): その他のチェック configure.in を編集 (8): ファイルの出力 Makefile.am を作る (1) : 基本
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