経営者と学生のIPA討論会の話が、あちこちで話題になっているようですね。 「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 「IT技術者はやりがいがある仕事か」—学生とIT産業のトップが公開対談 僕が特に気になったのは、情報処理推進機構の理事で、元NEC代表取締役社長の西垣さんの台詞。 ============================================================ 「数として欲しいのは,金融システムなど企業の大型システムに従事する人間。こういった領域では,個人の能力よりは業務ノウハウが重要。プログラマとして優秀であっても,業務を理解しないと,よいシステムができない。技術だけを評価して処遇することは企業としては難しい」 「天才プログラマのように技術を極めるのであればそれを生かす道に行くべきであって,企業に入って大型システムを開発する