【ソウル=門間順平】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が、韓国の現代グループ創業者の鄭周永(チョンジュヨン)名誉会長(2001年死去)に「北朝鮮住民から石をぶつけられる夢を見る」と打ち明けていたと、韓国のMBCテレビが27日、伝えた。 名誉会長の六男で与党ハンナラ党前代表の鄭夢準(チョンモンジュン)氏が明らかにしたもので、金総書記は名誉会長と食事した際、「どこへ行っても住民たちがたくさん出てきて歓迎するが、本当は私のことを好きではないのをよくわかっている」と告白。また、「眠ったら、石をぶつけられる夢を見る。最初は米国人、2番目が韓国(人)、3番目は北朝鮮住民が石をぶつける」と語ったという。鄭周永氏は金総書記と3回会談した。