前回までにさまざまな演出効果を紹介してきた。今回からはScript.aculo.usのコンポーネントを紹介していきたい。最初はドラッグ&ドロップを実現するDraggableとDroppablesだ。 なお、Script.aculo.usのバージョンは、新年早々にリリースされた1.8.1である(CHANGELOG)。詳細はWikiページで確認していただきたい。なお、紹介するオプションはすべて省略可能だ。 要素をドラッグ可能にする new Draggable( IDもしくはDOMオブジェクト, { オプション } ); マウスのドラッグによって、要素の位置を移動できるようにする。ドラッグ中の要素はデフォルトで透明度が0.7に設定されるが、この動作はstarteffect, endeffectオプションを上書きすることで変更できる。 [主なオプション] 名称 値の内容 デフォルト revert