今は平日の日中に限られているほかの金融機関への振り込みが、いつでも、直ちに実行される新たなシステムが、ことし10月に稼働することになりました。 これは、ネットショッピングの利用が増える中、代金などの振り込みをいつでも、直ちに完了できるようにしてほしいという要望が高まっているためです。 これまで、三菱UFJ銀行、三井住友銀行といった大手銀行や地方銀行、合わせて105行と、全国400の信用金庫や信用組合が新たなシステムを活用する意向を示しています。 一方、みずほ銀行やセブン銀行など20余りの金融機関は、自社のシステムの更新作業などが控えていることから、当面はシステムの活用を見合わせるとしています。 新たなシステムはことし10月9日から稼働しますが、24時間利用できるようにするのかどうかなど、サービスの時間帯は各金融機関が個別に決めるということで、利用者は事前に確認する必要が出てきそうです。