婚活をテーマにスタートした今回の風。今のところ寄せられているメールは、既婚者からのものが目立つ。多いのは《出会いの場があるのは結構だが、結婚を前提にするのはどうか》といった声。《縁の問題なので、無理をしなくても》といった意見もあった。 ブームだからといって、未婚者がみな、婚活をしているわけではない。ただ、「子供には何が何でも結婚してほしい」と願う親は多いようで、未婚の息子や娘を持つ親同士が子供に代わって見合いをする催しが盛況だという。前回紹介した行政主催のお見合いパーティーに続き、「親の婚活」といわれる催しをのぞいてみた。 これらのイベントの先駆けとなったのは札幌の結婚相談所で、平成12年に地元で開いたのが始まりという。わが子の写真や学歴、職業、趣味、家族構成などが書かれた身上書を手にした親が“意中の人”の親と話をする光景が繰り広げられた。親同士の思いが合致すると、後日、子供同士がお見