2019年7月6日のブックマーク (2件)

  • 「人目につかぬよう、勇作殿を裏からお見送りしろ」を当たり前と思うかどうかで見方が変わるのが、物語を読む面白さ。 - うさるの厨二病な読書日記

    www.saiusaruzzz.com この話の続き、というか補足。 尾形に対しての見方が変わるまでの過程のメモだ。 前回に引き続き、11巻と17巻の尾形の過去のエピソードがメインの話になっている。 最初に尾形が↑の記事のような人では、と思ったのは17巻を読んだときだ。 その前までは前記事で書いた通り、「親も殺しているのか。想像以上にやばい奴だ」と思っていて何の疑問も持っていなかった。 最初に「あれ?」と思ったのは、尾形が勇作を遊郭に誘ったが、勇作が女を抱くことを断ったエピソードだ。 「人目につかぬよう、勇作殿を裏からお見送りしろ」 このひと言がすごくひっかかった。 「ずいぶん気をまわす人なんだな」と思ったのだ。 尾形が何も言わなくとも成り行きを見ていた女性たちは、気を利かせて裏から見送るのでは、と思う。職業柄色々な状況を見てきていると思うので、臨機応変に対応するだろう。 それでもいつも通

    「人目につかぬよう、勇作殿を裏からお見送りしろ」を当たり前と思うかどうかで見方が変わるのが、物語を読む面白さ。 - うさるの厨二病な読書日記
    mokamaru
    mokamaru 2019/07/06
    私は杉元みたいなキャラが好きですが、尾形の人気も分かります。分かるけど何となくで、説明は出来ないなぁと思っていました。それに対しての説明をもらえた感じで面白いです。
  • 【「ゴールデンカムイ」キャラ語り】尾形百之助のスケープゴート感が、読んでいてしんどい。 - うさるの厨二病な読書日記

    Amazonプライムビデオで「ゴールデンカムイ」のアニメを見ている。 ウェンカムイ 発売日: 2018/07/14 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 原作の11巻と17巻に載っている尾形の過去のエピソードを読み返したら、やたらしんどく感じた。 初読のときは、尾形人や作中で指摘されているとおり「尾形は『何かが欠けた人間』、殺人を好む冷酷な人間で、それを表すエピソードなんだろう」とぼんやりと思った程度だった。 ところが今回読んだら、まるで違う風に読めた。 何がこんなにしんどく感じるのか。 既刊18巻までの話に限定して、このエピソードについて考えたことを語りたい。 花沢が背負うべき罪悪感を引き受け、「加害者」になる尾形 花沢は罪悪感を背負うことを徹底的に拒否する「邪悪な人」 尾形の愛情を、花沢は一切受け取らない 罪悪感を限界まで背負うために、尾形は感情を抑圧してい

    【「ゴールデンカムイ」キャラ語り】尾形百之助のスケープゴート感が、読んでいてしんどい。 - うさるの厨二病な読書日記
    mokamaru
    mokamaru 2019/07/06