www.saiusaruzzz.com この話の続き、というか補足。 尾形に対しての見方が変わるまでの過程のメモだ。 前回に引き続き、11巻と17巻の尾形の過去のエピソードがメインの話になっている。 最初に尾形が↑の記事のような人では、と思ったのは17巻を読んだときだ。 その前までは前記事で書いた通り、「親も殺しているのか。想像以上にやばい奴だ」と思っていて何の疑問も持っていなかった。 最初に「あれ?」と思ったのは、尾形が勇作を遊郭に誘ったが、勇作が女を抱くことを断ったエピソードだ。 「人目につかぬよう、勇作殿を裏からお見送りしろ」 このひと言がすごくひっかかった。 「ずいぶん気をまわす人なんだな」と思ったのだ。 尾形が何も言わなくとも成り行きを見ていた女性たちは、気を利かせて裏から見送るのでは、と思う。職業柄色々な状況を見てきていると思うので、臨機応変に対応するだろう。 それでもいつも通
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