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2021年4月22日のブックマーク (1件)

  • p値で有意と言えない効果もベイズなら効果があると言える?──事後分布に基づく仮説評価について──

    この記事は,Open and Reproducible Science Advent Calendar 2020およびベイズ塾 Advent Calendar 2020の10日目の記事です。この記事では,ベイズ統計学と再現性に関わる次のようなケースについて考えてみます。 研究者のAさんは,ある実験操作をしたときとしなかったときで変数Vの平均値に差が生じるかどうかを調べるために,60名の実験参加者を30名ずつ無作為に統制群と実験群に割り当てて実験データを取得しました。変数Vの平均値を計算してみたところ,統制群は-0.028,実験群は0.348であったので,実験操作によって変数Vの平均値が数値的には増加しているように見えます(図1)。 図1. Aさんが収集したデータ。黒い横線は各群の平均値。 ところが,この変数VについてWelchのt検定 (両側検定,α = .05) を行ったところp = .

    p値で有意と言えない効果もベイズなら効果があると言える?──事後分布に基づく仮説評価について──