プロ野球ソフトバンクは25日、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人と、観戦日まで1週間以内のPCR検査で陰性だった人に限定し、主催4試合で上限5千人の観客を入れると発表した。福岡県への緊急事態宣言発令以降、自主的に無観客としていた。 球団によると、ワクチン接種やPCR検査陰性を入場の条件としたプロスポーツの興行は日本では初めて。ペイペイドームで行う9月2日の楽天戦と3~5日のオリックス戦が対象で今月26日からチケットを販売する。 チケット購入者は、希望すれば球団提供のPCR検査を無料で受けられる。マスクの着用や、声を出しての応援の自粛などの感染防止対策は引き続き求めるとしている。