パイロットは9月15日、粘度の低い新開発のインクを採用し、なめらかな書き味で書き出しもかすれないノック式油性ボールペン「アクロボール」を発売する。価格は157円から。 油性ボールペンには、にじまず、紙に裏写りしにくいというメリットがある一方で、インクの粘度が高く、書き出しがかすれてしまうという問題点もあった。 アクロボールは、溶剤の配合を調整し、粘性、紙への定着性などを調整した新開発の染料系油性インクを採用。従来の油性インクの5分の1の粘度に抑え、なめらかな筆記を可能にしたという。ペン先にはバネを内蔵しており、使わないときはボールがふたの役割をするため、インクが漏れ出たり乾燥するのを防ぐ。 グリップ部には、タイヤの溝によく似た凹凸をつけた「タイヤパターン」のラバーを採用し、グリップ力が向上している。また、握り位置、太さ、形状などの調査データに基づいて、グリップ形状に握りやすいようにカーブを
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