111年前に氷山に衝突して沈没した豪華客船タイタニック号を海底まで見に行く観光用の潜水艇は、18日午前、海中に潜ったあと連絡がとれなくなり、アメリカやカナダの沿岸警備隊などが懸命の捜索を続けています。 21日には前日に続いて海の中で音のようなものが感知され、音を感知した海域の周辺に遠隔で操縦できる無人の探査機などを投入して捜索を続けているということです。 ただ、イギリスの公共放送BBCは、アメリカ軍の原子力潜水艦の元司令官の話として、感知した音について「音は潜水艇からのものではなくただ自然によるものだろう」と述べています。 その上で最初に音が感知されたエリアに多くの探査機が近づいたことでさらに音を感知しているだけではないかという見方を示しました。 5人が乗った潜水艇には、緊急用の酸素など96時間、生命を維持できる装置が備わっているということですが、アメリカの沿岸警備隊の20日の記者会見での