アメリカの某所でハイキングを楽しんでいた1組のカップルは、1匹の小さな子ギツネに出合う。子ギツネはカップルを見ると精一杯の声を出して鳴きはじめた。そばに近づいていくと、怯えながらも逃げる様子はない。 体中傷だらけで脱水状態となっており、首のところには大きな噛み傷があった。このまま放置すれば自然死するか、他の動物に捕食されるか、いずれにしろ生き続けることはできないだろう。 2人を見つめるその目は「まだ生きたい!」と訴えているように見えた。 子ギツネの生きることに対する強い思いが幸運につながったのかもしれない。このカップルの奥さんは獣医である。2人とも動物を扱う仕事をしているので狂犬病の予防接種を受けている。カップルはこの子ギツネに2度目の生きるチャンスを与えたいと思い保護することにした。 以下の動画はカップルがキツネと出会い、治療を施し、米ヴァージニア州にあるブルーリッジ・野生動物センターに